バネ指って つらいよネ!
手のひらを『グー,パッ グー,パッ』と握ったり、
開いたりする時に『ガクッ』と指のつけ根に、引っかかる感じと痛みを経験した人いませんか?
それはバネ指です。
バネ指の主な原因は、仕事や家事などによる指の使い過ぎと言われています。
また、更年期や妊娠・出産などでホルモンバランスが乱れる時期の女性。
糖尿病などの基礎疾患を抱えている人にも多く見られます。
どうして このようになるのでしょう。
それは、手のひら側の指のつけ根を通る 浅・深指屈筋という
それぞれの指を曲げる筋肉の腱に問題が起こります。
親指のつけ根の場合は、長母指屈筋の腱となります。
それぞれの腱が、筋肉の収縮によって指が曲がる時に、
靭帯性の線維腱鞘(腱のさや)のトンネルを通ります。
その線維腱鞘や、腱自体を包み込む滑膜腱鞘が使い過ぎなどのストレスで炎症を起こし、腫れて肥厚します。
すると、当然の事ですが腱が腱鞘(腱のさや)を通りにくくなります。
その際に 無理やり指を動かすと引っ掛かりがはずれて腱が動き
『バネ』のように『ガクッ』と弾かれる感じになるのです。
使い過ぎが主な原因となるので、できるだけ指を使わず
安静にする事が推奨されますが、生活する上でそうもいきません。
その上、中々治りにくい傷病のひとつなので、どうしたら良いでしょう。
できれば普段の生活を送りつつ 、症状を改善したいものです。
開業より28年目の臨床経験を持つ 当院まで、是非一度ご相談下さい。
鍼治療(董氏楊氏奇穴鍼療法)を主体とした施術で対応しております。
とくに、ホルモンバランスの乱れが原因と思われる
『バネ指』でお悩みの女性の方へ お勧め致します。