インピンジメント症候群って なあ〜に?

インピンジメント症候群って なあ〜に?

インピンジメント症候群って なあ〜に?

インピンジメント症候群とは、肩から二の腕を動かした時に痛みがでる傷病です。

 肩関節において、インナーマッスルである回旋筋群が、肩甲骨の肩峰に対して擦れている場合、肩峰と上腕骨の間に挟まれた場合、または引っ掛かった場合などに痛みを感じます。

その状態をインピンジメント(衝突)と言い、傷病名をインピンジメント症候群と言います。

 この回旋筋群は その形状から腱板(ローテーターカフ)と呼ばれ、複数の筋肉と腱の集まりで上腕骨と肩甲骨を繋げています。

腱板には棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋が含まれ、これらの筋肉は、腕を上げる・旋回させる事などを補助しています。

その腱板は肩峰の下を通っているので、上腕骨との間に挟まった場合、インピンジメントを起こし易いのです。

 また肩峰の下には肩峰下滑液包があり、これが衝突することで炎症を起こすこともあります。

一般的に、肩の痛みの代表的な原因とされています。

 このインピンジメント症候群の原因の多くはオーバーユース(使いすぎ)によるものです。

繰り返しの肩の使用により炎症を起こします。

 その他、ウォーミングアップが不十分な状態で、スポーツや作業を行なった場合でも、肩関節本来のスムーズな動きが阻害されて腱板が傷付きます。

そして、外傷性急性炎症を起こすことがあります。

また、水泳選手に よく見られることから水泳肩と呼ばれることもあります。

他にも肩を酷使するアスリート(野球やソフトボール)でも一般的な傷病の一つです。

 前述した以外では、ごく稀な原因として肩甲骨の肩峰の形状不良(鉤爪のような形状など)、上腕骨の大・小結節の形状不良によって、腱板のインピンジメントを誘発し易くなった場合です。

この場合は、手術による根治療法も視野に入れておきます。

 以上、これらのインピンジメント症候群(手術適応以外の傷病)に対して、症状を改善し、治癒または スポーツなどでのパフォーマンス向上に寄与するため、当院では最良の施術と指導を行なっております。

マクロ解剖学および運動学より裏付けの有る施術をお約束致します。

まずは 鍼灸の施術がファースト チョイスになろうかと思います。

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