頸椎症性神経根症
朝起床時に、首が回らない。腕がシビレたかのように、『ズキズキ,ジンジン』と痛む。
そして、肩甲骨の間に痛みがはしり、頭を後ろに倒せない。
『寝違えた!!』と思いきや、2〜3日経っても治らない。
『何が起こったのか!』と慌てると同時に、こんどは左側または右側の腕の痛みが強くなっ
てきた。座ってテレビを観るのも辛い!!
それなら横になって休もうと思っても、 疼いて眠るどころではない。
それは もしかすると頸部の神経根症かも知れません。
神経根症とは、脊髄から出てくる手足を司る神経が、脊髄から出てくる根っこのところで、
何らかの圧迫を受けて痛みやシビレなどの症状を出すことです。
とくに首(頸部)は、約5kgある頭部を支えていますので、長い月日の間 負担を強いられているのです。結果として、障害を起こす要因となっています。
余談ですが、大きな頭を支えている第1頸椎を『アトラス』と言います。それは、ギリシャ神話にでてくる 重い地球を苦しそうに担いでいる神『アトラス』に なぞられているからで
す。
長い月日の負担が やがて椎骨の骨棘形成(変形),椎間板ヘルニア,椎間板症などの変化を頸部脊柱にもたらします。
これらが原因となって、神経根症を引き起こすのです。
首,肩甲骨の間,腕の痛みや、腕から手の指先へのシビレで困っている方。
すでに医療機関で『頸椎症性神経根症』の診断を受けていて、症状が改善されない方は是非当院まで・・・。
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